【外構をやってない家】どうして?どうなる?│最低限するべき外構も紹介
「外構ってやらなきゃいけないの?」
外構の見積もりをもらったとき、こう思う人もいるでしょう。
その疑問への答えは「やらなくても問題ない」です。ただし、外構工事を行わないことで生じる問題もあるので、把握しておくべきでしょう。
本記事では、外構工事の必要性の有無を悩んでいる人に向けて「外構工事を行わないと、どうなるのか」「外構工事を行わない人にはどんな理由があるのか」「外構工事を行わない場合でも、最低限しておきたいもの」3つの話題について解説します。
外構を行わない選択をする場合でも、事前に問題点を知っておけば、知らない場合に比べてショックは少ないもの。最後まで読んでから判断しましょう。
目次
外構をしないとどうなるの?
1)土が家・車に入ってしまう
2)外観が乏しくなり人を招きづらい
3)雑草が生えて虫が増える
4)土・砂利が道路や隣地に出てトラブルに
外構をしないのはどうして?
1)外構業者のプラン・工事を待っている
2)外構に回す費用がなく貯金中
3)外構に興味がない
外構これだけはやっておこう
1)ポーチ+アプローチの整備
2)駐車場・駐輪場
3)雑草対策
4)家庭菜園・木を植える場所の土
まとめ│外構を「しない」場合は長期目線を
外構をしないとどうなるの?
外構工事を行わない場合、これから紹介する4つの問題が生じます。どれも生活の快適さを損なうものなので、知っておきたいものです。
1)土が家・車に入ってしまう
家の周囲に何の工事も施さない場合「土が家や車に入ってきてしまう」でしょう。
外構を行わなければ、周囲は土のままです。雨が降ればぬかるみが生じて、靴に泥が付着します。さらに車や自転車のタイヤにも泥がついて、家や車、道路にまで泥汚れが付着してしまいます。
2)外観が乏しくなり人を招きづらい
家と外構はセットで初めて整った外観になります。外構を行わない場合は「乏しい外観になり、人を招きづらい」でしょう。
どんなに家が美しくても、周囲の土がむき出しで、泥汚れが散っていれば、美しいと思う人は少ないもの。一方で駐車場が整備され、カーポートや門柱、植栽がバランスよく配置されれば、家本体も整った外観に見えます。
住宅を購入する人で、外観を気にしない人は少ないでしょう。記事の最後で紹介する、最低限の工事は施すことを検討してくださいね。
3)雑草が生えて虫が増える
外構工事を行わない場合、土が露出しているので植物の種子が芽吹きやすく「雑草が繁茂しやすく」なります。さらに雑草は虫の寝床・エサになるので「虫が増える」ことも懸念されます。
特に夏場の雑草の勢いは尋常ではなく、1箇所の草むしりをしていると、他の場所の雑草が目立つ事態に。
新居の広々とした空間で優雅に暮らす生活を想像していたのに、雑草防除や虫退治に追われるのは避けたいものです。
4)土・砂利が道路や隣地に出てトラブルに
先述した土・泥、さらに雑草や虫の問題は「近隣トラブル」にも発展する可能性があります。
お庭から出た泥汚れが道路を汚すと、乾燥して風が吹き、土ぼこりとなって周囲の家や洗濯物を汚します。さらに雑草は繁茂すると種子が周囲に飛び、次々に繁殖していきます。虫も帯同してついていくでしょう。
こういった問題は徐々にストレスとなって溜まるもの。我慢できなくなった住民との間でトラブルに発展します。避けるためにも、最低限の外構を行いましょう。
外構をしないのはどうして?
気になるのは、外構をずっとしていない家があることです。
どうして外構をせずにいるのでしょうか。
1)外構業者のプラン・工事を待っている
1つ目の理由は「外構業者のプラン提出や工事を待っている」こと。
外構工事は、依頼すればすぐに行われるものではありません。どんな外構にしたいのか、どれくらいの費用に収めたいのか、聞き取りをした上でプランを取りまとめて、見積もりと一緒に提出するものです。
さらにプランが決まっても、他の工事との兼ね合いや重機のレンタル待ちなど、様々な理由ですぐに工事には入れません。外構を行うつもりなら、早めに動いて損はないでしょう。
2)外構に回す費用がなく貯金中
2つ目の理由は「費用が足りず貯金中」です。
重機も出動して複数人で仕上げていく外構は、一定度の費用を要します。家本体に費用を回しすぎて、費用が不足しているのかもしれません。
ただ、外構費用は規模にもよりますが100万円以上かかる場合が多く、費用を捻出するには数ヶ月から数年かかります。もし新築に付帯する外構を作るなら、建築計画の時点で見積もりを行い、十分な予算を捻出することをおすすめします。
3)外構に興味がない
3つ目の理由は「外構・外観に興味がない」こと。
外観が他人にどう思われても、費用をかけてまで整備する必要はないという考えです。
確かに外構の分の工事費用を、食事や旅行などに振り分ければ、たくさん贅沢してもお釣りがくるでしょう。
ただし、家の周囲に雑草が繁茂して、常に湿気が多い状態に保たれていると、家の基礎や構造部分にも湿気が移り、シロアリを始めとする問題へと発展する恐れがあるので、家の近くだけでも整備する方が後悔が少なくなるでしょう。
外構これだけはやっておこう
最後に、外構工事に費用を避けられない場合でも「これだけはやっておこう」という、最低限の工事をお伝えします。
日々の使いやすさに直結するので、優先的に行いましょう。
1)ポーチ+アプローチの整備
道路から玄関に至る「ポーチとアプローチ」部分の整備は不可欠です。
毎日、玄関を出て帰ってくるとき。友人が訪ねてくるとき。宅配業者が訪ねてくるとき。あらゆるシーンで利用される動線は、必ず整備しておきたい場所です。
2)駐車場・駐輪場
「駐車場・駐輪場」もアプローチと同様の理由で整備しておきたい場所。
足元のコンクリートに加えて、カーポートやサイクルポートなど、屋根を設けると日々の使い勝手はグンと向上します。
3)雑草対策
お手入れの頻度を減らすために「雑草対策」もしておきましょう。
防草シートを張り、その上に砕石を乗せるだけの工事でも、雑草が生えにくく、生えても抜けやすい庭になります。
なお、単純な工事でもDIYで行ってしまうとデコボコができて、歩きにくい庭になります。さらに雨を流す勾配をつけないと、水たまりができて虫やコケが発生する原因にもなるので、予算が許せばプロに任せましょう。
4)家庭菜園・木を植える場所の土
今はまだ何もしない「いつかは家庭菜園やガーデニングを」という場合も、重機が入るうちに工事を行っておきましょう。
家や外構の一部が完成してしまうと、重機が進入できずに手作業で土を運ぶ事態になるかも。自分で行う場合は重労働になり、業者に依頼する場合も割高な工事費を請求されます。
まとめ│外構を「しない」場合は長期目線を
「外構をやっていない家」がどうなってしまうのか、どうして外構を行わないのか、解説しました。外構を行わないことで様々な問題が生じ、トラブルに発展する可能性があることを理解頂けたでしょうか。
「それでも今、費用が捻出できない」という人も、全体ではなく部分的な工事だけでも検討してみましょう。今行えば安価にできる工事も、後で工事すると高額になる場合があります。
長期目線で考えて「将来はこんな外構をしてみたいな…」と考えている人も、一度外構の専門業者に相談してみましょう。
もし、外構を検討しているのが茨城県南、または千葉県北部なら、エクステリア専門店のミモザガーデンへ相談してみませんか?
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