土の庭をどうにかしたい⇒おしゃれガーデンにするアイデア
新築を建てた後「庭は落ち着いてから」と思っていたら、何年も土のまま・・・。
土のままのお庭は見た目の問題だけでなく、雑草やホコリなどの悩みも多く、どうにかしたいと考える方が少なくありません。
そこで今回は、土の庭のお悩みを解消しおしゃれガーデンに変身させるアイデアをご紹介します。
目次
土の庭をどうにかしたい!お悩みの原因5つ
土の庭をおしゃれガーデンにするアイデア
土の庭リフォームで考えるべきポイント
土の庭をどうにかしたい!お悩みの原因5つ
草むしりが大変
春~夏にかけて雑草が伸びる時期は、土の庭の草むしりだけでもかなりの労力になりますよね。
除草剤を使う方法もありますが、即効性がなかったりお子さんやペットへの影響が気になったり気になるデメリットも。
お庭が広いと草むしりだけで休日が終わってしまうこともありますし、自治体によって刈草の回収ルールは異なります。
抜いても抜いてもまた生えてくる雑草は、土の庭最大のお悩みポイントと言えるでしょう。
虫が洗濯物につく
雑草と連動してお悩みの原因となることが多いのは、洗濯物に虫が付くパターン。
ニオイがついてしまうカメムシや直接刺される可能性のあるハチなど、洗濯物の虫による被害は少なくありません。虫が苦手な方にとっては、直接被害を及ぼさない種類でも困りものですよね。
草むしりを少しサボると虫があっという間に増えてしまい、洗濯物につくリスクも増加します。
土が流れる
土がむき出しのお庭は、大雨が降ったときに水の流れと一緒に土が流出してしまうのもお悩みの種です。
雨が降るたびに土が減って水たまりができてしまいますし、流れた土が道路やご近所を汚してしまうケースもあります。
流れた土をそのままにするとご近所づきあいが悪くなる可能性があり、毎回お掃除するのはなかなか大変です。
靴と玄関が汚れる
お庭の土は靴に付着して、玄関の内部も汚してしまいます。
飛び石やマットを設置しても、小さなお子さんが居るとあちこち歩くので玄関がすぐ泥だらけに・・・。
特に雨が降った日はぬかるみで靴が汚れやすいので、おしゃれ靴や仕事の革靴などで通る時は困りますね。
ホコリが舞う
お庭の土の種類によっては風が強い日に土埃が舞うケースも多く、悩みの原因となります。
土埃は洗濯物や外壁を汚してしまいますし、ベランダや玄関のタイルにも溜まるのでお掃除も大変です。
気密性が低い掃き出しサッシのすき間から土埃が入り、触ってみたらザラザラになっていることも・・・。
土の庭をおしゃれガーデンにするアイデア
土のお庭ならではのお悩みを解消し、デザイン性も向上するおしゃれなアイデアを紹介します。
それぞれ単品ではなく組み合わせることもできますので、一つの選択肢として覚えておきましょう。
人工芝/天然芝
あざやかなグリーンが特徴の芝生は、土の庭のお悩み解決&デザイン性向上に役立つアイデアです。
天然芝・人工芝ともにDIYで挑戦しやすく、お庭での過ごし方も広がるので人気も高いです。
ただし天然芝は根付くまでの水やりや肥料管理が大変で、意外と雑草も生えるのでメンテナンス手間もかかります。愛情を持ってお手入れすれば美しいグリーンをつくれるので、お庭造りの時間を取れる方におすすめ。
いっぽう人工芝は基本的にメンテナンスフリーで、すき間から生える雑草の量も少ないです。最近は複数のカラーや太さを混ぜたリアルな人工芝も登場していて、遠目から見ても天然芝と見分けがつかないものも。
人工芝・天然芝どちらも下地処理と敷き込みの精度が仕上がりに影響するので、自信が無い方はプロに任せるのも一つの選択肢です。
レンガ/インターロッキング
地面に敷き詰めることができるレンガも、土のお悩み解消に役立つアイデアです。
車が乗り入れないお庭の中なら、「捨てコン」と呼ばれるコンクリート下地が無くても良いので、比較的DIY挑戦もしやすいですね。
インターロッキングと呼ばれる透湿性のある建材なら、水たまりもできにくいのでカビやコケの原因にもなりません。
いろいろなカラーを組み合わせたり、サークル形状にしたり、アレンジを楽しめるのもレンガやインターロッキングの特徴♪
ただし真っ平に仕上げるなら正確な下地処理を行う必要があるため、美しさにこだわるならプロの施工も検討してみてください。
タイル
玄関やアプローチ部分に使うような屋外用タイルを敷き詰めて、タイルデッキを作るのもおしゃれなお庭アイデアです。
タイルは耐久性が高く、キレイな状態を長くキープできるのが特徴。すき間も無いので雑草が生える心配もありません。
ただししっかり下地処理をする必要があり、施工難易度も高いのでDIYはおすすめできません。
初期費用は少し多めに掛かりますが、長く使うことを考えるなら検討したいお庭デザインです。
土間コンクリート
土間コンクリートは駐車場のイメージが強い床面仕上げですが、デザインにこだわればおしゃれなお庭も作れます。
グレーの土間は冷たいイメージですが、スタンプコンクリート・カラーコンクリートなどさまざまなバリエーションも。
スリットを入れてデザイン性をアップしたり、乱張り石を埋め込んだりしてオリジナリティも追及できますね♪
土間コンクリートの打設はDIYのハードルが高いので、よほどの少量でなければプロに依頼するのがおすすめです。
ウッドチップ+防草シート
ナチュラルな印象で土を隠せるウッドチップは、防草シートと組み合わせるのが基本です。
そのままだとすぐすき間から草が生えてしまうので、すき間なく防草シートを敷いてからウッドチップを撒きましょう。防草シートはピンでしっかり固定しないと強風で吹き飛んでしまうので要注意。
ウッドチップ・防草シートともにホームセンターなどで入手しやすく、重量も軽いので車があればDIY挑戦しやすいですね。
落葉樹があると落ち葉掃除の手間がかかるので、ブロワーや熊手などを用意しておきましょう。
化粧砂利+防草シート
さまざまなカラーの化粧砂利も、土を隠しつつ素敵なデザイン性をお庭にプラスできます。
ウッドチップと同じように防草シートと組みあわせるのが基本。
砂利のカラーや形状、サイズを変えるとかなり印象が変わります。レンガや土間コンクリートのすき間を埋める方法としても優秀ですね。
こちらも砂利を運ぶ手間さえクリアできれば、比較的DIY挑戦しやすいでしょう。
真砂土(まさど・まさつち)
花崗岩が風化して細かくなった真砂土は植物の成長に不向きなため、お庭の土対策に活用できる素材です。
水を含むと粘土質になり簡易的な舗装に使われることもあるため、コンクリートの代わりに元の土を覆い隠すグランドカバーに活用できます。
カラーバリエーションが豊富で施工難易度も低いので、土間コンクリートの代わりとしてDIY挑戦するのにおすすめ。
土の庭リフォームで考えるべきポイント
ここまでご紹介した土の庭リフォームを行う際、次のようなポイントをしっかり考えて失敗・後悔を防ぎましょう。
- 今の悩みを解決できる手段か?
- 自然をどれくらい残すのか?
- 耐久性は十分か?
- 普段のお手入れが負担にならないか?
- 排水は問題ないか?
- 外観全体のデザインを崩さないか?
プロに依頼する場合・DIYの場合どちらでも共通の考え方です。リフォームのきっかけとなった悩みや不満を忘れずに、デザイン性や快適性も向上できる方法を検討しましょう。
まとめ
新築時から土のままのお庭でお悩みの方は、今回ご紹介したアイデアを活用しておしゃれで快適な庭リフォームを検討してみてください。
ほかにもたくさんのお庭施工事例も掲載していますので、こちらもデザインの参考にどうぞ。
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