『庭のある家』メリット・デメリット・使い方を解説│実例も紹介!
一戸建てで新築を建てることを想像したとき「庭のある家」と「庭のない家」、どちらに憧れますか?
本記事では、庭のある家のメリットとデメリットを比較して紹介します。
住む人によって、庭のある生活をおすすめできるかは変わります。
特徴を把握して、あなたにとって庭を作るべきなのか、考えてみましょう。
目次
「庭のある家」のメリット
「庭のある家」のデメリット
まとめ│庭づくりは目的を決めてから
「庭のある家」のメリット
最初に「庭のある家」のよいところ、できることを確認してみましょう。
「ガーデニング」花や木を楽しめる
最初に挙げるのは「ガーデニング」です。
花や木を植えて、成長を見守るガーデニングは庭のある家の特権です。
芝生を植えて、綺麗な緑のじゅうたんを作る。
シンボルツリーを植えて、家族と一緒に成長するのを楽しみにする。
道路から玄関までのアプローチに花を植えて、道行く人やお客さんを楽しまる。
どんな楽しみ方をするのかは人それぞれですが、植物は生活に潤いを与えてくれるでしょう。
「家庭菜園」自分の育てた野菜を収穫
実や果実が成る植物や野菜を植えて、収穫を楽しむ「家庭菜園」も庭のある家に適した使い方です。
タネや苗を購入し、堆肥をすき込んだ土に植え付け、夏には頻繁な散水や病害虫への対処を行う。
こうした努力の結果、実った果実は商店で購入したものとは違う美味しさがあるもの。
1つの庭の使い方として、認識しておきましょう。
「プライベートな庭」子どもが安心して遊べる
自宅の庭は、他人が入り込むことのない「プライベートなお庭」になります。
フェンスや建物に囲まれていれば、子どもが外に飛び出すことを心配せずに見ておけます。
外部の公園だと、他の子どもや親との距離感を気にしながら遊ぶことになりますが、自宅の庭なら他人を気にせずに使えます。
「アウトドア」外で食事する楽しさ
「気軽に外に出られる」のも嬉しい点です。
庭があると、植物の手入れや、ちょっと外の様子を見に歩いてみるなど、外に出る機会が多くなります。
また、バーベキューやホームパーティーなど、外部で食事をする楽しさも得られるでしょう。
広々としたウッドデッキがあると、なお使い勝手がよくなります。
ウッドデッキは室内空間の延長とみなせるので、自宅で普段使用しているダイニングテーブルやチェアをそのまま利用できます。
そこまでしなくても、座布団を持ってきてお茶を飲むだけでも気分が変わりますよ。
「涼しさを感じる」緑で照り返しを少なく
植物や土が表に出ることで「涼しさ」を感じます。
背の高い木が緑陰を作ってくれることはもちろんのこと、背丈の低い花や芝生は太陽光の照り返しを防いで、建物本体の温度が上がることを防いでくれるでしょう。
朝や夕方に行う水やりも、打ち水と同様の効果があり、室外の空間の温度を下げてくれます。
緑陰が欲しいとき、最初から大きな木を植えるのもよいですが、最初は小さめの木を選んでもよいでしょう。
大きくなり、目隠しや影を作る効果が大きくなる変化を楽しむのも一興です。
「自然に触れる」子どもの情操教育に
庭を確保することは「自然に触れることで子供の情操教育」にも、効果を発揮するといわれます。
植物があり、四季の移り変わりを身近に感じることで、季節を感じる心を養うことができるでしょう。
植物があることで、昆虫や鳥類が集まることにもなり、様々な動植物を観察できるメリットもあります。
ここでも、ウッドデッキは力を発揮します。
気軽に室外に出られる空間があると、植物が成長する様や、昆虫・鳥類が飛来する様を見る機会が多くなります。
「安らぎ」緑が近くにある環境
緑が身近にある環境は「安らぎ」を提供してくれるでしょう。
家に帰ってきたとき、まだ咲いていなかった花が咲いている。
花の香りがする。
新芽が開いている。
こういった変化を感じると、職場や人との関係で感じてしまったストレスも軽減できます。
門柱の下に植物を配したり、通路部分に、踏圧に強いグランドカバーを植える(写真はクラピア)ことで、移動のときでも自然を感じながら過ごすことができるでしょう。
「スペースの確保」日当たり・風通しも
庭を確保することで、結果として「日当たり・風通しに大事なスペース」を確保できます。
隣家との距離が近いと、建物の一部に影を落としたり、室内の風通しを遮る原因となる場合があります。
庭のためにスペースを準備すれば、自然と隣家との距離が空いて日当たり・風通しに好影響を与えるでしょう。
広々とした空間を確保できれば、よく風がとおり庭を乾いた状態で保てます。
コケやカビが生える心配からも解放されるので、一定度の庭を確保することをおすすめします。
手入れが大変だと感じれば、人工芝を張ることで手入れの手間が少なく、よく乾いた清潔な空間が手に入るので、方法のひとつに数えておきましょう。
「実用性」洗濯物・布団を干すスペースに
庭は「実用的な場所」にもなりえます。
新築を建てたあと、生活してみると気づきますが、外で行いたい家事は思ったより多いもの。
例えば洗濯物や布団を干したり、靴を洗ったり。
こういったとき、庭があるとどんな場面でも対応できます。
土が出ている箇所、コンクリートの箇所、人工芝の箇所と、様々な条件の場所を準備すれば、多くの場面に対応できます。
使い勝手のよい庭を目指してみましょう。
「庭のある家」のデメリット
家に庭があることは、メリットだけを運んでくれるものではありません。
当然ながらデメリットも存在します。
庭のお手入れが必要に
植物を植えると「庭の手入れ」が必要になってきます。
夏場に生える雑草の処理は当然のこととして、芝生が思ってもみない方向に伸びるのを防いだり、道路に向かって伸びる植木の枝を切ったり、想像するよりも多くの手入れが必要です。
手入れを楽にしたいなら、あなたにとってちょうどいい広さの庭を準備することです。
庭は広ければいいというものではありません。
門柱の前に植えた植物は、場所としてはコンパクトなスペースです。
しかし、植物があることで、リゾート風の建物・外構が引き立ち、自然な風合いを感じやすくなっています。
「ちょうどいい庭」を目指してみてください。
ちょうどいい庭の広さに迷う人へ
虫が多くなってしまう
庭に植物を植える場合「虫が多くなる」ことも悩みのひとつです。
虫にとっては、植物があることは、餌や隠れ場所が多くなることと同義です。
緑の多い庭を目指すなら虫が多くなることは覚悟しましょう。
もし、虫が多くなるのを避けたいならコンクリートなどの素材を利用することを考えましょう。
コンクリートやタイル、レンガといった素材を主な材料に庭を作れば、雑草処理や増える虫への対策になります。
ただし、土に偏ると虫が多くなり、コンクリートに偏ると無機質な外観になるので、ちょうどいい割合を見つけられるよう考えてみましょう。
コンクリートでおしゃれな庭が実現できるか不安に思う人へ
土地・外構・手入れが高額になる場合も
庭にこだわる場合、多目的に庭を用いる場合は「土地費用が高額になる」場合があります。
庭は広ければ広いほど、取得費用が高くなります。
また、外構を整備する費用や、後々手入れに必要な金額も土地の広さに比例します。
「何に使うか分からないけど、とりあえず広く」と考えるのでなく「庭があったらどんな風に使うかな?使用目的は?広さは?」などと、最適な土地の広さを考えて、あなたにとってコストパフォーマンスのよい土地を購入しましょう。
まとめ│庭づくりは目的を決めてから
庭のある家の「メリットとデメリット」を紹介しました。
新築で一戸建てを建てる場合は、一定の広さの庭を作ることをおすすめします。
多くの場合、紹介したデメリットを超えて、庭を作ることで満足感が得られます。
土地は容易に広げられず、建築当初に確保しておかなければ、何年か経過したときに後悔につながる恐れがあります。
ぜひ、目的を決めたうえで、最適な寸法の庭を実現しましょう。
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