【庭の虫除け】科学・植物・外構│3つの視点から対策を解説!
「庭で虫が発生したら嫌だな…」
「もう発生してるんだけど、どうすればいいの…」
庭を持つ人の共通の悩みは「虫」です。
蚊や蜂を始めとする虫は、人に実害を与えます。
害のない虫であっても、大量に発生すれば精神衛生上好ましくなく、早期に駆除してしまいたいもの。
しかし、庭から発生する虫を抑えるのは簡単ではなく、一度減ったかと思うといつの間にか増えています。
ここで大事なことは、複数の種類の対策で対処することです。
本記事では「科学・植物・外構」3つの力を利用して虫対策を行う方法を紹介します。
あなたの庭に合う方法を用いて、虫に対抗していきましょう。
>茨城県で虫で悩んでいる人は、お気軽にミモザガーデンにご相談ください!
目次
「科学」の力で虫除けを達成!
- 虫よけネットを利用する
- 蚊取り線香を利用する
- 薬・スプレーを利用(子ども・ペット用)
- 薬・スプレーを利用(草むらなどに直接噴霧)
「植物」の力で虫除けを達成!
- 虫が寄りにくい庭木を選択する
- 1年草を意識して選択する
- 虫除けに効果のあるハーブを利用する
「外構」の力で虫除けを達成!
- 雑草を根絶するのが基本
- 人工芝を利用する
- レンガ・タイルを利用する
- コンクリートを利用する
- 防草シートを利用する
- 水たまり・湿気の多い場所をなくす
まとめ│手段を組み合わせて虫よけを
「科学」の力で虫除けを達成!
最初に「科学の力」を使って虫対策する方法を紹介します。
虫よけネットを利用する
「虫よけネット」を利用して、虫が直接人に触れないようにする方法です。
日本家屋で従来用いられてきた「蚊帳」のように、建物や木を支えに人がすっぽり入るサイズのネットもあれば、帽子に取り付けて顔のまわりだけを保護するものもあります。
蚊や蜂など、人体に直接攻撃するタイプの虫に効果的な方法です。
蚊取り線香を利用する
こちらも昔から取られている手法「蚊取り線香」の利用です。
蚊取り線香から出る煙には蚊を殺す成分が含まれており、着火することで蚊が寄りにくくなります。
フックが付いていて、腰に掛けて移動しながら蚊よけができる製品や電子式のものも販売されているので、色んな商品を試してみましょう。
薬・スプレーを利用(子ども・ペット用)
子どもやペットが虫に刺されるのは何としても避けたいもの。
「スプレータイプの虫除け」を利用しましょう。
虫が嫌がる成分を発するスプレーを肌にかければ、虫が近寄る割合を少なくできるでしょう。
薬・スプレーを利用(草むらなどに直接噴霧)
虫が潜んでいる草むらなどに「直接スプレーして駆除」する方法もあります。
中には効果が持続するタイプのスプレー・薬剤もあるので、様々な商品を比較検討してみましょう。
なお、農業用の薬剤など、中には人体に影響を及ぼす可能性のある強い薬剤もあります。
利用する場合は使用後一定期間、子どもやペットが近寄らないよう配慮しましょう。
「植物」の力で虫除けを達成!
天然の植物の力を借りて虫よけを達成する方法もあります。
家庭菜園をしている人など、薬の利用に抵抗がある人に特におすすめな方法です。
虫が寄りにくい庭木を選択する
庭木を選定するとき「虫が寄りつきにくい木」を選びましょう。
「桜の木には虫がつきやすい」と言われることがあります。
虫が寄り付きやすい木と寄りつきにくい木があるので、虫がつかない木を選択しましょう。
例えば、黄色い小さな花をびっしりと密生させるミモザの木など、虫が寄りつきにくいことで有名な木を意識して選択しましょう。
なお、寄りつきにくいとされていても、虫の発生をゼロにするのは不可能です。
適度に剪定して通風を確保するなど、一定のお手入れをすることも虫対策になります。
1年草を意識して選択する
意識して「1年草」を利用するのも虫対策になります。
1年草とは、日本の気候において夏や冬を越すことができず、1年経過せずに枯れてしまう草花のことを指します。
「枯れる・植える」のサイクルが生まれて頻繁に手入れすることになるので、雑草が生い茂る事態を避けられ、虫の大量発生を防ぐことができるでしょう。
虫除けに効果のあるハーブを利用する
「ハーブの利用」も虫除けに効果があるとされています。
ラベンダーやミント、ユーカリやレモングラスなど、ハーブはそれぞれ独特な香りを持ちますが、その香りが特定の害虫を遠ざける効果を持つとされています。
ハーブの種類によりますが、蚊やハエ、ナメクジやゴキブリに効果を発揮するものもあります。
農薬など、化学物質の利用に抵抗を感じる人は利用を検討してもよいでしょう。
なお、ハーブは頑強な性質を持ち繁殖力が強いので、思わぬ方向に伸長する場合があります。
心配な人は鉢植えから始めてみてもよいでしょう。
「外構」の力で虫除けを達成!
最後に、外構の力で虫除けを達成する方法を紹介します。
「科学」「植物」の力を借りる場合よりも、直接的に虫が生息しにくい環境を作れるので、最も効果を実感しやすい方法といえるでしょう。
雑草を根絶するのが基本
前提条件として、虫は湿った場所や隠れる場所が多い場所を好みます。
このため雑草が繁茂した場所は虫にとって居心地のよい場所といえるでしょう。
この「雑草の数を減らすこと」が庭の虫よけに最大の効果を発揮します。
雑草が生えてきたら、大きくなる前にすぐに取ってしまうよう心がけましょう。
雑草対策について詳しく知りたい人はコチラ
人工芝を利用する
雑草を生えさせないために効果的なのは「人工芝の利用」です。
人工芝は、敷かれた場所に日光が当たりにくくなり、雑草が繁茂するのを防いでくれます。
また、雑草の種子が飛んできたときに種子が土に付着するのを防いで発芽を阻止する効果もあります。
敷くと足ざわりもよくなり、子どもやペットが安全に走れるスペースにもなるので、人工芝の利用を検討してみましょう。
レンガ・タイルを利用する
「レンガ・タイルを利用する」ことも雑草対策につながります。
石材を敷けば、敷いた場所からは雑草が生えることはなく、庭のお手入れの頻度を下げてくれるでしょう。
結果、虫が発生する頻度や量を抑えてくれます。
注意したいのはレンガとレンガ、タイルとタイルをつなぐ「目地」です。
目地は石材よりもくぼんでいるため、砂や土が溜まりやすく、雑草の種子が入り込む可能性が高いもの。
雑草が生えてきたときは早めに抜く、生えにくいよう砂・土を定期的に掃除するといった対策を行いましょう。
コンクリートを利用する
レンガやタイルとともに「コンクリートの利用」も効果的。
面積にもよりますが、コンクリートであれば目地を作らずに仕上げることができるかもしれません。
すると雑草は生えず、雑草に隠れる虫の量も減らすことができます。
コンクリートというと無機質な庭を思い浮かべる人もいますが、実は目的を持って適切に施工すればデザインにも優れた素材です。
庭にコンクリートを使うのに抵抗を感じていた人も、虫対策と考えて使用を検討してみましょう。
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防草シートを利用する
ここまで紹介した方法は、いずれも費用がかかるものです。
「防草シート」を敷くだけであれば、費用を抑えて虫対策を図れるかもしれません。
ロール状に巻かれたシートを等間隔に貼り付けていくだけだからです。
人工芝やタイルの下地として防草シートを利用すれば、雑草の侵入をさらに防ぐことができるでしょう。
他の工法との組み合わせも考えながら、虫よけを図りましょう。
水たまり・湿気の多い場所をなくす
庭の勾配を調節するなどして「水たまりや湿気をなくす」のも効果があります。
先述したとおり、虫は湿った場所を好みます。
湿った場所が多いほど虫は集まり、繁殖を続けます。
特に水たまりは、蚊が卵を生んでボウフラが発生する原因になるので、外構工事で排水効率を上げて対処したいものです。
「いつも庭に水たまりが…。」と悩む人は、外構業者に相談してみましょう。
庭の水はけについて悩んでいる人へ
まとめ│手段を組み合わせて虫よけを
庭の虫よけを「科学・植物・外構」3つの力を使って達成する方法を解説しました。
それぞれ効果や持続性など、異なる特徴があるので、複数の方法を用いて虫対策を行っていきましょう。
なお、根本から虫が発生しにくい庭づくりをするためには、湿気と雑草を遠ざけることが大切です。
そのためにも、水はけを意識して雑草が生えにくい仕上げの外構工事を行うことから考えてみましょう。
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