玄関タイルのリフォームは簡単?かかる費用や施工前に確認しておくべきポイント
「玄関をもっとおしゃれにしたい」
玄関は家の顔であり、家と外をつなぐ場所でもあります。玄関をおしゃれにリフォームすることで朝出勤する際には一日の活力を、夜帰宅するときには安心感を与えてくれるのではないでしょうか。
今回は、玄関タイルのリフォームを検討している方に向けて、玄関タイルの種類やその特徴、リフォームにかかる費用について紹介していきます。おしゃれな玄関リフォームを成功させるためにはどうすればよいのか、ぜひ参考にしてみてください。
目次
玄関リフォームに使用される素材はこの3種類
玄関のリフォームをする際、よく使用される素材は「タイル」「天然石」「コンクリート」の3種類です。もちろんこれ以外の素材を使用することもありますが、ここではこの3種類の素材の特徴について解説していきます。
タイル
タイルは色や柄の種類が豊富であるため、バリエーションも多くどのタイプの玄関リフォームにも対応できます。価格も安価なものから高価なものまで幅が広いため、予算に合わせて使用するものを選択できるのが特徴です。
また、デザインについても陶磁器のようなすっきりしたもの、天然石風、天然の風合いが印象的なテラコッタタイルがあります。一般的には10㎝~30㎝角のものを使用しますが、広い玄関では60㎝角のものを使用することもあるため、広さに応じてサイズを選択しましょう。
天然石
玄関の床材に使用される素材として、大理石や御影石などの天然石を使用する場合もあります。高級感あふれる土間床として、マンションなどの玄関にも多く使用される素材です。
表面仕上げを施すことによってすべりにくくすることが可能ですが、石の種類によっては水を含みやすくシミになりやすかったり、酸に弱いものもあるため注意が必要となります。
コストを抑えるために人工の大理石を使用する方法もありますが、天然石に比べて柔らかく傷がつきやすい、熱に弱いといったデメリットがあるため長く使いたいのであれば天然の大理石を選ぶとよいでしょう。
コンクリート(モルタル)
古くから日本家屋では三和土(たたき)による土間床を主流としてきましたが、現在では三和土に代わる素材としてコンクリート(モルタル)の土間床が増えています。
コンクリートをつくる際に使用する砂利や砕石をわざと表面に露出させる「洗い出し」と呼ばれる技法や、金コテを使用してコンクリートを平らにならした「金コテ仕上げ」と呼ばれる技法が有名です。
さらに、コンクリートにビー玉や石を埋め込んだり、コンクリートの上に三和土に似せた土の素材を使用した土間床の種類もあります。
タイルの特徴を確認しておこう
玄関リフォームにタイルを使用することは多く、その理由はタイルにはいくつかのメリットがあるからです。では、タイルにはどのような特徴・メリットがあるのでしょうか。
ここで紹介する特徴を参考に、実際にリフォームで使用する際の判断材料にしてみてください。
さまざまな種類がある
玄関リフォームに使用するタイルにはさまざまな色、サイズがあります。玄関の広さや家全体の外観、周辺環境に応じて使用するタイルを選んでいくようにしましょう。
とくに色は見た目に大きく影響する部分であるため、慎重に検討する必要があります。明るい色では淡いベージュ、オフホワイト、ピンクなどがあり、暗い色では濃いグレー、茶色が主なものです。目地の色は白とグレーの2種類であり、明るいタイルを使用する場合は白、暗い色のタイルを使用する場合にはグレーを使用することが多いでしょう。
また、サイズは10㎝角、15㎝角、20㎝角などがあり、大きなものだと30㎝角のタイルを使用することもあります。
濡れてもすべりにくい
玄関にタイルを敷く際注意したいのは「滑りにくい」ものを選ぶことです。雨が降った際には玄関ポーチも濡れてしまうため、表面がフラットでツルツルしているタイルだと足をすべらせて危険なことがあります。
反対に表面に凹凸があったり、ザラザラしたような加工がされているものに関してはすべりにくいため、そちらを使用する方が安全だといえるでしょう。基本的には屋内床用を選択すれば間違いないですが、そのなかにもデザイン重視のタイルがあるため、実際にサンプルなど直に触れて確認しておくのがおすすめです。
手入れが比較的かんたん
玄関の床材にタイルを使用するメリットとして、手入れがしやすいという点があります。タイルは汚れが付着しにくく、もし汚れても簡単に落とすことが可能です。しかし、タイル自体の手入れが簡単でも、タイル同士のすき間部分(目地)についてはあまり汚れに強くありません。
そのため、できるだけ目地を少なくするのが理想ですが、目地を少なくすると水はけが悪くなりすべりやすくなってしまいます。玄関用のタイルとしては30㎝角程のサイズを選び、目地を少なくしつつ水はけのよさを損なわないような工夫が必要です。
デザインの自由度が高い
タイルはデザイン性に富んでおり、色や形、サイズの組み合わせでさまざまなパターンをつくることができます。見た目ばかりにこだわってしまうと目地が多くなりすべりやすくなってしまうなど機能性が損なわれてしまう点には注意が必要ですが、見た目の美しさにもこだわりつつ上手く調整してみましょう。
・正方形と長方形を組み合わせる
・小さめのタイルを使用しかわいらしい見た目にする
・タイルの色を色々と組み合わせてみる
このような使い方ができるのはタイルくらいなので、ぜひオリジナルのおしゃれなデザインに仕上げてみてください。
汚れが目立ちやすい
玄関は土足で人が行きかう場所であるため、どうしても汚れが目立ちやすい場所です。さらにタイルは汚れが付着しやすい素材であるため、こまめに掃除をしないと見た目が悪くなってしまうでしょう。
暗い色(濃い色)であれば一見汚れが目立ちにくそうですが実はそうではなく、黒や濃いグレーのタイルも白と同じように汚れは目立つのです。ただし、タイルの汚れ自体は簡単に落とせるため、つねに掃除をするという方法もあります。なるべく汚れが目立ちにくいタイルにしたい場合は、明るい色(クリームや黄色など)を使用するといくらか汚れも目立ちにくくなりますよ。
玄関のタイルをリフォームする際にかかる費用
見た目にこだわればこだわるほど、かかる費用は大きくなります。その結果リフォームを断念してしまうという人も実際にはいるでしょう。実際に玄関タイルをリフォームする際かかる費用の相場は以下の通りです。
・タイル工事費:5,000円~15,000円/㎡
・既存の床材の処分費:20,000円~30,000円
タイルリフォームをする玄関の広さを4㎡とするならば、その費用はおおよそ40,000円~90,000円というのが一般的な相場です。当然タイルの種類によって金額が変動し、1枚150程度のものもあれば、1枚350円ほどのものもあります。
見た目にこだわり、さらに高級感を出したいとなるとその費用は10万円~20万円になることもあるので、予算と照らし合わせながら検討するとよいでしょう。
一方、床材としてよく使用されるモルタル仕上げの場合1㎡あたり1,500円~4,000円が相場となるため、コストを抑えたい人にはおすすめです。その場合、職人さんの腕によって仕上がりにも波があるということを覚えておきましょう。
まとめ
玄関リフォームでタイルを使用する場合、デザイン性に富んだオリジナルの玄関エリアをつくることができます。タイルは扱いやすく手入れもしやすいため、素材選びに迷ったらタイルを使用するのがおすすめです。
費用自体もそこまで高くはなく、予算の範囲内で好みの種類、好みのデザインの玄関を実現できるのではないでしょうか。
日々土足で歩く部分なので、定期的なメンテナンスさえしていれば長く使えるため、おすすめの選択肢だといえるでしょう。
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