外構のおしゃれな階段デザイン事例【茨城】|作り方のポイント
玄関と道路をつなぐ階段は外構の中でも目立つ部分ですから、おしゃれに仕上げたいですよね。
今回は様々なテイストの外構階段事例をご紹介します。
実際に外構階段を作る時に考えるべきポイントも解説しますので、これから外構づくりに取り組む方はぜひ参考にしてください。
目次
外構における階段の役割
外構のおしゃれな階段デザイン事例
外構階段で考えるべきポイント
外構における階段の役割
まずは外構階段が持つ、基本的な2つの役割を把握しておきましょう。
玄関と通りをつなぐ通路
表の道路と玄関の高さは違いますので、階段で段差を解消して通行しやすくする必要があります。
お出かけ・帰宅時に必ず通る大切な通路ですから、使いやすく安全に設計することが基本となります。
おしゃれなデザイン性も大切ですが、通路としての役割もしっかりこなせるように作りましょう。
デザインアクセント
玄関の目立つ場所につくる外構の階段は、住まい全体のデザインを引き立てるアクセントとしての役割も重要です。
せっかくの素敵なマイホームも、玄関が寂しいと魅力が半減してしまいます。建物とマッチしたおしゃれなデザインの階段は、外観全体のレベルを引き上げてくれますよ♪
階段を主役に据えるのではなく、建物を引き立てるアクセントというイメージでデザインを考えてみてください。
外構のおしゃれな階段デザイン事例
さっそく、おしゃれな外構階段のデザインをいろいろ見ていきましょう。通路・デザインそれぞれの役割に注目してみてください。
事例①:ブロック+スタンプコンクリート
比較的シンプルなブロック積みの外構階段ですが、天端をスタンプコンクリート模様にしておしゃれな印象をプラス♪
特別な材料を使わないので、比較的リーズナブルにおしゃれな階段を作れるアイデアです。
事例②:レンガ+洗い出しのリゾート風階段
縦積みレンガとラフな洗い出し仕上げを組み合わせ、南国リゾート風のさわやかな階段になりました。
テイストを統一した門柱と、ちょっとした花壇スペースもいい味を出しています。
ブロック塀とのすき間はスリットで排水性を高め、ホワイトの玉砂利でさらにリゾート感をアップしています♪
事例③:テーマパーク風のレンガ階段
建物に合わせて外構全体でテーマを統一し、ワクワクするような出入り口に仕上げた階段デザインです。
広い駐車場の入り口から玄関までの流れを意識し、自然に視線が誘導されることで奥行き感が生まれています。
手塗仕上げ門塀のアールに合わせ、レンガ階段も柔らかな曲線で設計。
奥の段を程よく隠すことで、続きを見たくなるワクワク感を演出しています。
事例④:枕木+芝生のナチュラル階段
駐車場から玄関までの段差を、芝生に埋め込んだ枕木で解消したナチュラルデザインの階段です。
枕木のポスト門柱や木目調の玄関ドアとの相性が良く、外国の素敵なお住まいのような雰囲気に仕上がりました。
芝生階段で段差解消することで、緩めの勾配で使いやすい駐車場を作っているのも外構のポイントです♪
事例⑤:階段+スロープの併せワザ
奥行きと幅を広めに確保し、上り下りがラクな低い階段とスロープを組み合わせた玄関です。
緩い勾配で車いすの方にも対応しつつ、明るいカラーのタイルで統一することで広々とした印象に♪
手前の乱形石アプローチと幅を合わせているのも、外構全体のまとまりを生み出すテクニックです。
事例⑥:お庭のアクセントになるアール階段
シンプルなコンクリートで仕上げることが多い掃き出し窓の段差解消に、可愛らしい半円の階段をあしらいました。
遊び心のある建物デザインと合わさって、お庭の雰囲気がグッと魅力的になりますね♪
円形の二段形状はどの方向にも足を踏み出しやすく、利便性の面でも優れています。
レンガ階段は時間とともに変化する色合いを楽しめるのもうれしいポイントです。
外構階段で考えるべきポイント
高さと面積
外構階段は建築基準法で最低寸法が定められていますが、実際の使いやすさやデザイン性を基準に考えましょう。
高さや幅の目安はありますが、身長や足の筋力、歩き方は人によって異なります。
階段寸法を決める前にいろいろな階段を実際に上り下りしてみて、しっくりくるものを見つけるのが良いでしょう。
方程式だけに当てはめて考えるのではなく、実際の感覚を大切にしてみてください。
手すり
若い方はあまり必要性を感じないかもしれませんが、外構階段は長く使う部分ですから手すりも見据えた設計にしましょう。
階段の幅をギリギリでつくると、将来手すりをつけたくなった時に大幅なリフォームが必要になります。
手すり設置を見据えた広さや構造にしておけば、簡単な設置工事だけでコストと日数を押さえられます。
デザインアクセントになるおしゃれな手すりを選ぶテクニックもあるので、将来を見越して先につけておくのも一つの手です。
雨天時の滑り防止
雨の日も使うことになる外構階段は、濡れたときに滑りにくい工夫をすることも大切です。
ツルツルのタイルやコテ仕上げのコンクリートは乾いていれば問題ありませんが、濡れると滑ることが多いです。
滑り止め加工付きのタイルやざらざらの刷毛引き仕上げにするなど、雨の日の転倒リスクを防ぐ表面を選びましょう。
転倒時の安全性
手すりや滑り防止などの措置を取っても、つまずいて転倒してしまうリスクはゼロではありません。
外構階段の設計では、万が一転倒してしまったときの安全性も確保する必要があります。
例えば表の通りに面した直線階段は、転げ落ちたタイミングで車が来たら大事故に発展する恐れがあります。
方向を変えたり門扉をつけたりするなど、万が一の時に大きな事故を回避できるようにしましょう。
将来の車いす対応
屋内への動線が階段しかない場合は、将来家族の誰かが車いすを使うときの対応も考えておきましょう。
例えばスロープ化して車いす対応する場合、階段より広い幅・奥行きが必要になります。
もし玄関屋内の車いす対応が難しいなら、駐車場から掃き出し窓への動線を新たにつくるケースも多いです。
いつまでも家族みんな元気なのが一番ですが、ライフスタイルの変化にも対応できるようにしておくと、将来の負担が少なくなります。
照明
階段部分の照明は安全性を確保するとともに、玄関アプローチのデザイン性をアップしてくれる効果もあります。
自宅の慣れた階段であっても、夜間はつまずいて転倒するリスクが増えます。初めて来るお客さんも薄暗い玄関は足元が怖いですし、あまり印象も良くありません。。
玄関灯や門灯だけで階段の明かりが不足する場合は、埋め込みのガーデンライトやポールライトなどを設置しましょう。
センサー式やタイマー式のライトにすれば、付け忘れ・消し忘れも防げるので便利です♪
まとめ
外構の中でも目立つ階段は、通路としての機能・デザインアクセント両方にしっかりこだわりましょう。
玄関にピッタリな階段のデザインは、外観全体の雰囲気をグッと魅力的に見せてくれます♪
今回ご紹介した以外にもたくさんの外構事例を掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。
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