おしゃれな新築庭のデザインアイデア|お手入れやDIYについても解説
新築住宅の外観を構成するお庭づくりはとても楽しいものですが、いざデザインを考えると難しいものです。
建物や土地とのバランス、長年経ったあとのメンテナンスなど考えるべきポイントが多く、失敗や後悔の声も少なくありません。
そこで今回は、新築のお庭におすすめのおしゃれなデザインアイデアと、失敗を回避する考え方を詳しく解説します。
目次
新築の庭造りの難しさ
新築庭のおしゃれなデザインアイデア
新築庭造りの失敗を回避する考え方
DIY庭造りはアリ?
新築の庭造りの難しさ
テンプレートがない
決められた寸法規格がある内装と違い、外構は一軒ごとのオーダーメイドになるのが難しいポイントの一つ。
よそのお庭を参考にしても、自宅の形や土地の広さに合わせてカスタマイズしなければいけません。
環境の変化が大きい
外構部分は雨風や日当たりといった環境の変化も大きく、日によって見え方も変わってきます。
せっかくこだわってつくったお庭も、日当たりが悪かったり、雨が溜まってコケが生えたりすると残念な印象になってしまいます。
メンテナンス手間を想定しにくい
ワクワクしながら新築のお庭を考えているときは、将来のメンテナンスまで考えるのは難しいものです。
新築時はおしゃれなお庭だったのに、草むしりやウッドデッキのペンキ塗りに手が回らず見た目が悪くなってしまうことは少なくありません。
新築庭のおしゃれなデザインアイデア
庭造りで使われることが多い、おしゃれなデザイン・建材をご紹介します。組み合わせて活用することも多いので、選択肢として覚えておきましょう。
乱張り/ピンコロ石
天然石はコンクリートや金属にない暖かみや高級感があり、ナチュラル系のお庭ならぜひ活用したいデザインです。
ランダムな大きさの石を並べる乱張り仕上げは、玄関アプローチやお庭のサークルデザインなどさまざまな場所に使えるデザイン。コンクリート駐車場のちょい足しアクセントにもおすすめです。
ピンコロ石は土間面に敷き詰めたり、積み上げて花壇にしたり、使い方のバリエーションが豊富です。
スタンプコンクリート
コンクリート土間にスタンプで凹凸模様をつくり、塗装することで本物の石やレンガを再現するデザインです。天然石を敷き詰めるよりローコストで、施工期間も短縮できるのがメリット。
レンガや石材のように凹凸が出にくくすき間からの雑草もないので、メンテナンスの手間をかけずおしゃれなお庭をキープしたい方におすすめです。・
芝(人工芝)
芝の美しいグリーンも、お庭を素敵に彩ってくれるデザインの一つです。
芝生のお庭はおしゃれなだけでなく、ペットやお子さんの遊び場にもピッタリ♪
最近は天然芝と見分けがつかないほどリアルな人工芝もあるので、お手入れ虫が心配な方も検討しやすいです。
天然芝と人工芝の違いや選び方については、こちらのコラムでも詳しく解説しています。
【関連コラム】⇒天然芝で庭づくり!人工芝との違いや良い点・注意点
レンガ
レンガはカラーが豊富で、花壇・階段・床面の敷き詰めなどデザインバリエーションも多く庭造りで使いやすい建材です。
長年経った時の汚れやキズも風合いになるので、ビンテージ・ナチュラル系のお庭にもピッタリ♪
枕木
もとは線路の下に敷く材料だった枕木も、最近はおしゃれなお庭づくりの定番デザインになりました。
地面に敷き詰めたり、積み上げて花壇にしたり、フェンス替わりにしたり、いろいろな場所に使えてお庭がグッと魅力的になります。地面に立てて表札やインターホンを付けるのもおしゃれ♪
タイル
玄関の床や階段で使われることが多いタイルですが、テラスやアプローチなどお庭づくりで幅広く活用できます。
正方形のタイルでスタイリッシュに仕上げたり、円形のサークルを作ったりデザインの自由度も高いです。汚れが染み込みにくく、長年使ってもキレイな状態をキープしやすいのもタイルのメリット。
インターロッキング
駐車場や玄関アプローチの床面に敷き詰めるインターロッキングは浸透性があるため、水はけを良くしたい場所におすすめの建材です。
水たまりができにくいので、勾配を取れない場所や内庭で排水経路が確保できないときにも使いやすいです。
カラーやサイズの組み合わせも色々あるので、好みのテイストに合わせることもできます。
ウッドチップ
花壇や土部分をおしゃれに彩るウッドチップは、ナチュラル系の定番デザインです。防草シートと組み合わせることで雑草抑制効果もあり、お庭のお手入れも楽ちんに♪
ここでご紹介したデザインを組み合わせたおしゃれな外構デザインをたくさん掲載していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
新築庭造りの失敗を回避する考え方
外観全体でコーディネートする
新築のお庭づくりでよくあるのが、好きな建材を寄せ集めてちぐはぐなデザインになってしまうパターンです。外構は一つのテイストで統一するのが、おしゃれに仕上げるコツ。
オリジナルのアレンジも素敵ですが、まずはベースとなるテイストを一つ決めましょう。具体的なデザイン名が分からなくても、「ナチュラルな感じ」「かっこいい感じ」など大体のイメージでOKです。
水はけと日当たりを確認する
お庭の水はけや日当たりが悪いと、水たまりや湿気が残ってコケや汚れが発生しやすくなります。土地の方角や周囲の建物との位置関係を把握し、日当たりをしっかり確認しましょう。
田んぼなど水はけが悪い土地の場合、排水経路や土間の傾斜などにも気を使う必要があります。図面だけでは把握できない要素なので、実際に何度か建築予定地を訪れて観察してみてください。時間を変えて日当たりを確認したり、雨の後水はけをチェックしたりするのが効果的です。
手入れできる仕上げを選ぶ
どんなにおしゃれなデザインのお庭も、お掃除やメンテナンスを怠れば時間とともに見た目が悪くなっていってしまいます。お仕事や子育て、ほかの趣味とのバランスも考え、無理なくお手入れができる仕上げ方法を選ぶことも大切です。
例えば天然木のウッドデッキは木の質感が素敵ですが、定期的に塗装しないと見た目が悪くなり腐食してしまいます。塗装の手間やコストがかけられないなら、メンテナンスフリーの樹脂製ウッドデッキを選んだ方が良いでしょう。
素材や仕上げ方法によってメンテナンスの手間とコストは変わりますので、きれいな状態を維持できる方法を選んでください。
動線を考える
お庭づくりではデザインだけでなく、車を停めて荷物を積み下ろししたり、洗濯物を干したりといった実用性も重要です。
掃き出し窓からお庭に出るとき、車のドアから荷物を運び入れるときなど、家の中とお庭をつなぐ動線もしっかり考えましょう。
なるべく最短ルートでスムーズな動線が描けると、普段の使い勝手が良くなります。
外構のプロに相談する
最近はホームセンターや総合リフォーム店など、多くの店舗がお庭づくりサービスに対応しています。しかしおしゃれなお庭を目指すなら、なるべく経験豊富な専門店に依頼するのがおすすめです。
おうちの内装と外構では考え方や施工手順が全く違うため、お庭づくりは経験を積んだ職人とプランナーでないと難しいものがあります。施工事例などをチェックし、なるべく実績の多いお店に相談してみてください。
DIY庭造りはアリ?
家を建てるとき外構は後回しにして、自分でコツコツDIYを検討する方が増えてきました。一般の方のDIY庭造りは、作業を安全にこなし、庭造り自体を楽しむことができるならアリです。
石材やレンガを並べる作業は一見楽しそうに見えますが、中腰の姿勢が続くため体力的な負担は大きいです。お庭づくり自体に興味があって楽しめる人でないと、かなり苦痛を伴うかもしれません。
レンガやタイルをカットするディスクグラインダーなどの回転工具は、正しく扱わないと重大なケガが発生する恐れがあります。
最近はインターネットやSNSでDIYに関する情報もたくさん手に入りますが、正しい情報を見極めるのもなかなか大変です。
DIYでの庭造りを検討するときは、こうした課題を楽しく解決できるかどうか、しっかり考えてみてください。
まとめ
新築のお庭づくりは難しいポイントも多いですが、しっかりこだわってあげるとお住まい全体の魅力を高めてくれます。
おしゃれなデザインでお手入れしやすいお庭プランを考え、素敵なマイホームライフを送りましょう♪
茨城の新築外構はミモザガーデンにおまかせ下さい
これから建てる新築住宅のお庭づくりは、茨城県のエクステリア専門店ミモザガーデンにぜひご相談ください。
専門店として培ったノウハウを基に、土地と建物、お客様の好みとライフスタイルに合った素敵なお庭プランをご提案いたします。
iPadを活用した3Dパースなど、わかりやすいご説明でイメージ違いを防ぎ、理想のデザインを突き詰めていきます。
茨城県牛久市の本社には、おしゃれなお庭デザインをご覧いただけるショーガーデンもございますので、お近くの方はぜひご活用ください。
〒300-1206茨城県牛久市ひたち野西3-23-9
TEL:029-893-5757営業時間:9:00~18:00