茨城のおしゃれなスタンプコンクリート実例♪種類やメリット・デメリットも解説
リーズナブルに本物の石や木の床面をリアルに再現できるスタンプコンクリートは、おしゃれな外構デザインのひとつです。
今回はスタンプコンクリートを使ったおしゃれなお庭・外構実例を見ながら、メリット・デメリットを学びましょう。
スタンプコンクリートとは?
スタンプコンクリートの種類
スタンプコンクリートのメリット
スタンプコンクリートのデメリット
おしゃれなスタンプコンクリートの施工事例
スタンプコンクリートのDIYは可能?
スタンプコンクリートとは?
土間コンクリートの表面に石張りや木目の柄となるスタンプを押し付け、本物のような質感を再現する仕上げのことです。
上は本物の天然石、下はスタンプコンクリート仕上げです。スタンプコンクリートも本物に負けない魅力的な仕上がりですよね。
スタンプコンクリートはもともと大型の商業施設などで使われていましたが、おしゃれなデザインとお手入れしやすさから一般住宅でも使われるようになりました。
テーマパークなどデザイン性が求められる場所に使われることも多く、知らないうちに目にしている方も居るかもしれません。
おしゃれな玄関アプローチやお庭づくりにとってもおすすめなので、ぜひ選択肢の一つとして覚えておいてください。
スタンプコンクリートの主な種類
乱張り石
ランダムな石張り調の仕上げは、スタンプコンクリートの定番デザインのひとつ。
カラー選びでモダン・ナチュラル・和風などさまざまなテイストにマッチします。
枕木
線路の枕木を敷き詰めたようなデザインも、スタンプコンクリートの人気デザインです。
本物のような質感を再現しつつ、腐食やシロアリ被害の心配がないのが大きなメリット。
ピンコロ石
ヨーロッパ風の外構で使われることが多いピンコロ石風のデザインも、スタンプコンクリートで再現できます。
本物のピンコロ石より目地のお掃除がしやすく、コストも抑えられます。
スタンプコンクリートのメリット
施工期間が短い
スタンプコンクリートは、本物の天然石や枕木を敷き詰めるより短い日数・時間で施工できるのが特徴です。
例えば乱張り石を一枚ずつ加工しながら貼っていくのは時間がかかる作業ですが、スタンプなら一度に広い範囲をスピーディーに施工できます。
玄関回りなど通れないと困る場所の施工時は大きなメリットといえるでしょう。
コストを抑えやすい
一般的なコンクリートと同じ材料でつくるスタンプコンクリートは、材料費が安く施工も短いため人件費ともに抑えられる点は大きなメリット。
特に広い面積になるほどコスト面で有利なため、長い玄関アプローチや広いお庭を施工するなら金銭的メリットも大きいです。
スタンプコンクリートは安さとデザイン性のバランスが取れた仕上げ方法です。
デザインバリエーションが豊富
乱張り石・木目・ピンコロ石など、デザインバリエーションが多く好きなテイストに合わせられるのもスタンプコンクリートの魅力♪
仕上げ塗装のカラーも選べるので、柄との組み合わせで細かくデザイン調整できるのも大きなメリットです。
普段のお掃除手間が少ない
素材自体は一般的なコンクリートと同じなので、汚れや雑草のお掃除手間が少ないのも有利なポイント。
天然石や枕木は仕上げ方法によってすき間から雑草が生えてくることもありますが、スタンプコンクリートは一体なので草むしりの必要なし♪
目地にホコリや汚れが詰まることはありますが、表面をコーティングするので天然石よりお掃除も楽ちんです。
剥がれや腐食の心配がない
本物の石張り仕上げは年数が経つと、目地や本体がはがれやすくなります。
枕木には防腐処理が施されていますが、経年劣化が進むと腐食してシロアリに食べられるケースも。
スタンプコンクリートはこうした大きなトラブルが発生しにくいのもメリットの一つです。
スタンプコンクリートのデメリット
対応できる業者が少ない
最近は比較的見かけることが増えてきたスタンプコンクリートですが、まだまだ対応できる業者が少ないのが現状です。
たまたま近くでスタンプコンクリートを扱っている業者が見つかればラッキーですが、遠くの会社に頼むのは少し不安ですよね。
遠くの業者だと諸経費が余計にかかったりアフターフォローが遅かったりすることが多いため、近くにない場合デメリットと言えるかもしれません。
腕の差が仕上がりに出やすい
スタンプコンクリートの基本的な施工手順はある程度決まっていますが、実際の仕上がりは職人の経験や腕の差に左右されます。
型通りの模様になるので差が無いように思うかもしれませんが、スタンプを押すタイミングや塗装仕上げなど経験に基づく工夫が求められる部分は多いです。
塗装面を保護するトップコートの品質は耐久性に影響し、正確な施工の方がきれいな状態をキープしやすくなります。
運悪く腕の悪い職人に当たってしまうと、仕上がりが悪かったりすぐはがれたりといったリスクがあるのは要注意ポイント。
雨の日に滑りやすい
表面がツルツルな柄のスタンプコンクリートは、雨が降って濡れると滑りやすくなるのも注意すべきデメリットです。
普通の駐車場やお庭ではそれほど心配ありませんが、スロープのように傾斜が付いた場所だと転倒事故のリスクが高くなります。
スタンプコンクリートを選ぶ場合、床面の傾斜や歩く頻度、排水経路なども考慮しましょう。
定期的なメンテンナンスが必要
普段のお手入れは不要なスタンプコンクリートですが、表面の色柄をキープするためにはトップコートの塗り直しが必要になります。
メンテナンスの頻度は日当たりや摩耗状況によって変わりますが、3~5年が目安と言われています。
コーティング層が摩耗すると靴やタイヤで塗装がはがれやすくなり、見た目が悪くなってしまいます。
スタンプコンクリートを選ぶ際は、必ずメンテナンスの頻度とかかる費用を確認してからにしましょう。
おしゃれなスタンプコンクリートの施工事例
実例①:階段をおしゃれにコーディネート
シンプルなブロック階段の天端を石張り調のスタンプコンクリートで仕上げ、リーズナブルにおしゃれな雰囲気をプラス♪
天然石より短期間で施工できるので、出入りが多い玄関前でも選びやすいです。
実例②:モダンテイストにナチュラル感を
コンクリート土間とグレー砂利のモダンテイストな玄関に、スタンプコンクリートで暖かみのあるナチュラル感を加えました。
通りから玄関まで一本の道筋がはっきり見え、メリハリのあるアプローチに♪
自転車やバイクをしまえるガレージへのルートも、枕木テイストのスタンプコンクリートでコーディネート。
冷たいイメージを抑え、おしゃれな彩りが加わりました。
実例③:天然石とスタンプコンクリートのコラボ
天然石の乱張り仕上げとスタンプコンクリートを使い分けた、ワクワクするデザインの玄関アプローチです。
アプローチの広い部分はスタンプコンクリートでコストを抑え、天然石をピンポイントでアクセントに活用。それぞれの良さを活かした施工事例です。
スタンプコンクリートのDIYは可能?
最近はインターネット通販で簡単に道具や材料が手に入るため、ご自分でスタンプコンクリートの施工に挑戦する方もいらっしゃいます。
スタンプコンクリートのDIYについては、お庭のちょっとした場所ならアリですが、玄関など目立つ場所や広いエリアはプロに任せた方が良いです。
前述したようにスタンプコンクリートは腕の差があらわれやすいため、玄関アプローチなど目立つ場所で失敗すると後悔する可能性が高いです。一度固まってしまうと解体・撤去にもかなりの費用がかかるので、メインとなる場所は最初からプロに頼んだ方が良いでしょう。
外から見えないお庭の立水栓回りやワンポイントなど、万が一失敗してもリスクが少ない場所は挑戦してみる価値アリです。
まとめ
スタンプコンクリートはおしゃれなデザインをリーズナブルに再現できる仕上げ方法です。
天然石や枕木の価格・メンテナンスが気になる方も、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
茨城県周辺でスタンプコンクリートをご検討の際は、エクステリア専門店ミモザガーデンにご相談ください。
スタンプコンクリートを含む沢山の選択肢の中から、お客様のお住まいにピッタリなお庭プランをご提案いたします。
iPadを活用した分かりやすいイメージ打ち合わせ、熟練職人による高品質な仕上げなど、専門店ならではのサービスが私たちの強みです。
牛久市のショーガーデンでは実際のデザインを体感いただき、お庭づくりのご相談が可能です。
お住まいの図面やお写真をお持ちになり、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。
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